夜  話  

それは、わたしが小説家としての自分の仕事に対して、いつも思っている事と同じでした。


わたしの中で産まれ、息吹き、はねまわり、いきいきといきづいているもの達。


それらのものに、わたしの心の中だけではなく、他の誰かの心の中という、安息の地をあげる事が出来るまでは、多少の困難に出会おうとも、わたしは書き続けるつもりなのです。


そして、そう悟った時に、わたしの心も決まっていたのです。