「互いに恋い焦がれながら、ふたりの神様は長い、長い年月を耐えてきた。
それが今夜、報われたんだ。」
そう語る皎の声には、祝福の響きがありました。
「罰の期間は終わったのね。」
ですが、わたしのその言葉へ皎がくれた返答は否、でした。
「終わったわけじゃない。」
首を振って、サラサラと煙水晶色の髪を揺らし、皎は言いました。
「今夜、この世界で月の光のチカラを借りて逢える事になっただけだ。
なにも、解決はしていない。」
それが今夜、報われたんだ。」
そう語る皎の声には、祝福の響きがありました。
「罰の期間は終わったのね。」
ですが、わたしのその言葉へ皎がくれた返答は否、でした。
「終わったわけじゃない。」
首を振って、サラサラと煙水晶色の髪を揺らし、皎は言いました。
「今夜、この世界で月の光のチカラを借りて逢える事になっただけだ。
なにも、解決はしていない。」


