そして。
そのことは、ほどなくして王の耳に届いた。
だがしかし。
王は決して、ユウに帰国を許そうとはしなかった。
「あやつがいなければ、この国はどうすればよいのだ。
誰に、国政について尋ねればよいのか?
誰があやつ程に暦に精通しておるというのだ?
心に染み入るような素晴らしい詩歌を、あやつではない誰が献じてくれるというのだ。
何もかも、あやつなしでは動かせぬ程に、この国の全ての面において、あやつに頼りっぱなしではないか。それでどうして、あやつが国に帰った後を引き継ぐことなどできようか。
帰国を認めることなど、到底出来る話ではないわ。」
そのことは、ほどなくして王の耳に届いた。
だがしかし。
王は決して、ユウに帰国を許そうとはしなかった。
「あやつがいなければ、この国はどうすればよいのだ。
誰に、国政について尋ねればよいのか?
誰があやつ程に暦に精通しておるというのだ?
心に染み入るような素晴らしい詩歌を、あやつではない誰が献じてくれるというのだ。
何もかも、あやつなしでは動かせぬ程に、この国の全ての面において、あやつに頼りっぱなしではないか。それでどうして、あやつが国に帰った後を引き継ぐことなどできようか。
帰国を認めることなど、到底出来る話ではないわ。」


