夜  話  

そう言いながら、皎は少し呆れたような表情を作って見せ。


それでも、そのオニキスの輝きを放つ瞳の中には、わたしを気遣う色がはっきりと浮かんでいました。


「本当に、お前はいつも目を離さないで見ていないと、どんな無謀なことだとしても、そうと意識せずにやってしまいそうだよな。」


「………そんなに無謀なことだったの?」


皎の物言いに何だか少し不安になりながら、わたしはおそるおそる尋ねました。


「………生物には、生きる為に絶対に必要な温度ってものがあるだろうが…………。」