そんなことを思っていると、 ついつい橋本さんの頭をなでなで撫でてしまった なんか、恥ずかしくなって思わず 「ごめん」って謝ってしまう すると、橋本さんは もう一度小さな声で「ありがとう」と呟いて それから、いつものような笑顔に戻った 「じゃ、土曜の朝9時に集合ね」 「分かった」 私は、一瞬頭によぎった先輩のことを 必死に考えないようにしながら 橋本さんに返事をした