手のひらに、桜




「・・ま、でも喧嘩はしたんでしょ」




一人の女の子が、そう問いかけてきた



あれは喧嘩ってもんでもないと思うけど・・・




「一応ね」

とりあえず、そう返す


それが、果たしてよかったのか悪かったのか

さっきまでの騒がしい教室に戻ってしまった




「ヒャァーー!!やっぱり、かっこいい」




「ね、本当に友達になろーよ。あたしは花音ね」




「あたし、彩奈だから、あやって呼んで」




「あぁっと、うちは美久那。よろしくー」






ガラッ

突然、教室のドアが開いた




「高村さん、いるー?」