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「ねぇ、高村さん!」
「昨日、先輩と喧嘩したんでしょ。中庭で」
「勇気あるね、入学初日から知らない先輩と喧嘩なんて」
「違うって。その先輩は高村さんの彼氏で・・」
「うっそぉー!!何それ、聞いてないよ」
「いや、言ってないもん。どっちにしろかっこよくない?」
「うんうんうんーー!!!」
「ね、友達になろ!紡って呼ぶね」
「うちもーー!!うち、由利って名前なんだぁ」
・・・・・・・・・
まさかもまさか
教室中の女子全員が知っていた
しかも、その子たちが私の話す間も作らずに
まるで弾丸のように話しかけてくる


