手のひらに、桜





「私は桜が嫌いなだけ。それについて、あなたに言われたく無い!!!」






言い終わると私は、

先輩に買ったばかりの新しいカバンを

思いっきりぶつけた



「・・っ!」



思わず、お腹を抑える先輩に

背を向ける



そして、走り去った





後ろで、先輩が何か言ってる


でも、私は一回も止まらずに

そのまま学校の校門まで出た