手のひらに、桜





「ふーん。てか、前会ったよね、俺と」



「うん!覚えててくれましたか??」



「そりゃ、あそこまでベタな不良に絡まれてるやつだったからな」



「わぁ!!嬉しい」



「はは・・・よかったよかった」




勘違いしたまま、話を進める2人


途中まで聞いてた私は、いい加減呆れてきて




「高村紡って、私です」



と宣言した


その途端、2人は驚いたように目を丸くした



え?この子じゃないの?って顔と、

え?気づいてなかったの?って顔



もう、呆れて声もでない

てほどじゃないけど、呆れる

ちょっとは違和感とか感じなかったのって思う