帰る場所。

『ゴロゴロ』


「かわいいっ」


「授業に集中できないなぁ。しかたねぇ。今日は自由にしてよし!」


「やったぁぁ!」


人間達は立ち上がって、私を持ち上げて触られた。

いっぱい手があるよっ。
怖いって。

誰かが尻尾をつかんだ。


『ニャアッ!』


「こら、かわいそうだろ」


せんせいが怒ってくれた。

うぇぇぇ…もう、やだよ。


せんせいの足にしがみついた。怖いよーっ。


「ほら、怯えてんじゃん」


頭を撫でて、私を抱き抱えてくれた。