数ヶ月ぶりに見た瑞貴は、少しも変わってなくて、



思わず目をそらした。



こいつと会うのは、どれだけぶりだろう。



最後に会ったというか、見たのはあの教会で。



・・・・果歩にプロポーズしてる姿だった。



「ユウ・・・・おまえ・・・・・こんなとこで何してんだよ」



「久しぶり、瑞貴。お前こそ何?」



「何、じゃねぇよ。ちゃんと答えろ。みんな心配してる。あんなも、マアコも・・・・果歩も・・・・」



反射的にズキンと心が痛んだ。