・・・・最後に写真を撮ったのは・・・真っ白な世界。
その上には抜けるような青空。
まるでこの世界に二色しか色がないように思えた。
そこで・・・
「彼女」が俺を見つけてくれたことに、本当はとてつもなく感動してたんだ。
どんなきっかけかわからないけれど、出会ってこんなに少しの間に、俺はキミに惹かれてた。
恋、っていうよりも、愛、っていうよりも、
どう言っていいのかわからないけれど、その時は、キミがここにいるのなら世界が本当に2色になってもいいと、真剣に願ってたんだ。
会いたくて、会いたくてたまらなかった。

