ザッ―― 「………」 瑠璃がもう一度、 腹部を包丁で刺し、 高坂くんは完全に意識を失った。 その殺人光景に私は口をぱくぱくさせ、 どうしていいのかわからない… ただ 人間がこんなに残酷なのかって思った。 そんな呆気なく、 人が人を殺してしまうのかって思った。 いつも一緒にいて たった一人の親友で あんなに大好きだった瑠璃が今では怖い。 「はー‥殺せた…。 そういえば、花何でここにいるの?」 今のことがなかったかのように話し掛ける瑠璃に身震いした。