喧嘩別れのように飛び出したままになっていたよしきとの関係…


もっと落ち着いて話をすればよかった……



カァーッときて吐いた言葉に逆上し

更にエキサイトしていく二人。


ただただ傷つけ合うだけの言葉が飛び交う。



――おとなげなかった……。



もっと冷静になっていたら

違う展開があったのかもしれない…


もし時間を巻き戻すことができたのなら

もう一度あの晩に戻りたい…





よしきに会いたい。

声が聞きたい。

もう一度、傍で

笑い合いたい……



よしき以外考えられない。

愛せない……





あんなにも苦しくて

哀しくて、切なくて…



あんなにも愛しくて

幸せで、楽しくて…




よしきじゃなきゃ

ダメなんだ……!


よしきしか

もう愛せないんだよ……!



現実は後悔という形でかほに重く重くのしかかってきた。


避けられない現実。


正直な気持ち・・・・





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