―――――― 遂に雄二と会う日曜日になった。 朝から柄にもなく緊張…… 吉岡昇太にも 「緊張しすぎでしょ」 って笑われた。 だって、雄二に何言われるかわかんないんだもん。 あることないこと言われて、 吉岡昇太に嫌われたら…… って思ったら怖くて、朝が来るのが嫌で嫌でしょうがなかった。 「そろそろ行こう。もうすぐ時間だよ」 吉岡昇太が立ち上がった。 「う、うん…」 私も席を立ち、彼の後を追った。 .