お前は俺の予約済み!!

『南は彼女作らないのか??モテんのにもったいないじゃんかよ』



『ん??まぁな……』



俺に彼女がいるってのは誰も知らない。



俺は出来れば正直に言っちまいたいけどさ、



こうして「彼女がいない」ってことにしてるのは、



瑠璃にそう言われてるからなんだよね。



瑠璃は俺よりずっと年上。



中学卒業を目の前にした俺は、



勇気を出して想いを告げることにしたんだ。



最初で最後のチャンス。



『仲河先生……俺、先生が好きだ…』



俺の初めての告白。



今でもあの時の、あの場所の空気さえ鮮明に覚えている。