お前は俺の予約済み!!

出てきたアイスコーヒーは、



瑠璃の部屋で飲むいつものアイスコーヒーより、



ずっと苦くて普段は使わないガムシロップを入れた。



ありすちゃんはダイエットコーラを少しずつ口へ運ぶ。



俺が何を言い出すのか気になっているようだ。



向き合って座りながら、



静かな独特の気まずさが2人を包んだ。



俺もどう言い出せばいいのかとタイミングを考えていた。



『ねぇ、悠……さっきから変だよ??何??話って…』



そんな状況に先にしびれを切らしたのは、



俺ではなくありすちゃんのほうだった。



薄っすらとメイクした大きな目が、



俺を映しながら、俺の出方を待っている。



『あのさ…』



俺はその視線から、思わず目をそらしたくなりながらも、



真っ直ぐにありすちゃんを見つめ、ゆっくりと話し始めた。