お前は俺の予約済み!!

『あの…南沢先輩……あたしの友達が先輩に話があるって言うんですけど……いいですかっ??』



見ると茶色い髪でショートカットの女が、



ニコっと俺に向かって愛想良く笑っていた。



『ん……話??』



俺がその女の言葉に答えるようにつぶやくと、



『ちょっと!!マリエっ…。やめてっ…もういいったらぁ……もう……』



その女の後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。



『ありすちゃん…??』



俺は後から聞こえてきた声に向かって名前を呼んだ。



『…………はい……っ…』



ありすちゃんがマリエと呼ぶ子は、



俺とありすちゃんを交互に見て、



『やっぱりお似合い!!南沢先輩、ありすと話をしてあげてくださいね♪』



そう言って、ありすちゃんにウインクをして、



その場から走るようにしていなくなった。