お前は俺の予約済み!!

『じゃあさ、ちょっと待っててよ。すぐ着替えっから。一緒に帰ろっか?』



『えっ!!ホントですかっ…あ、はい。はいっ、分かりましたっ』



俺はさらに微笑みを浮かべてから、部室の中へ戻った。



この女の用件なんて、どうせ告白だろ?



そんなの、いちいち聞くのは、すげぇ面倒くせぇのが本音。



でも、優等生でいるためには、



時にはこんな我慢も必要。



俺が高校入ってから今日まで作り上げてきたのは、



爽やかで優しいスポーツマンだからね。



学校ではいつもそんな俺でいなきゃいけないんだよ。



それはさっきも言ったけど、



ちょっとした「訳あり」の理由でね。