お前は俺の予約済み!!

『このキスマークが消えないうちに、また来るよ』



そう約束して瑠璃の部屋を出た俺。



今日のこの気持ちを、この感情を、



いつまでも忘れずに持っていられるように、



俺は俺らしく、



瑠璃は瑠璃らしくいられたらいい。



『悠~~!忘れ物~~!』



後ろから聞こえた瑠璃の俺を呼ぶ声に振り向くと、



遠くから、手を振りながら、



『ほらぁ~鍵~!!』



瑠璃が両手を上げ、持っているのは合い鍵だった。



走って瑠璃のそばに行くと、



『大事に持っててくれないと!無くしても代わりの鍵はあげないんだからね』



瑠璃はそう言って俺に鍵を手渡した。