お前は俺の予約済み!!

二人で、電車に乗り込み、いくつかの駅を通り過ぎていった。



降りた駅は賑やかな商店街が駅前に並び、



『このお店のケーキが美味しいのよ♪』



瑠璃は慣れた足どりで、そんな景色の中、俺の手を引き歩いて行った。



そして小綺麗な洋風のアパートの前で立ち止まると、



『ここなの。いつでも来てね…。私、今は在宅で仕事してるから、悠が私に会いたくなったら、いつでも来て…。そうだ!さっき渡した鍵で、悠がドア開けてみて!』



と、笑顔を俺に向け、そう言った。



俺はポケットから、さっき瑠璃にもらった鍵を取り出した。