お前は俺の予約済み!!

瑠璃に触れられた手の甲だけが、



熱を帯びるように熱く思えた。



『……せっかく会えたのに…瑠璃が分かんねぇよ…』



俺は瑠璃の小さくて細い手を握り返し、



『ちゃんと俺を見ろよ…俺はいつだって瑠璃を思って、瑠璃を見てるから…』



両手を広げるようにして、瑠璃を包むように抱きしめた。



逃げないで…瑠璃。



俺から目を背けないで……。



何があったか、瑠璃が何を思ってんのか、



すげぇ不安になる俺がいた。



だってさ、こんなにも失うのが怖いと思うのは初めてで、



次々と体の中から溢れるような恐怖感に、



俺はただ何も出来ずに、瑠璃を信じるしかねぇから。



マジで俺にはそれしかねぇんだよ。