お前は俺の予約済み!!

瑠璃との過ごした日々。



瑠璃は俺を思い出すことがあるのか?



俺は少しの瞬間ですら忘れたことなんてない。



どうして俺に何も言わずにいなくなっちまったのか、



本当の瑠璃の気持ちを全部知りたいのに、



それすら叶わないまま、



俺は今日もまた瑠璃が住んでいたマンションの前に来ていた。



『忘れろよ…それがムリでも忘れるしかねぇ…。このままだと南は壊れるだけだ…』



帰ろうとする俺に、篤司がさっき言ったことが、



頭の中にスっと浮かんだ。



忘れろ……か。



それが出来るならどんなに俺は楽になれるんだろうな。