お前は俺の予約済み!!

『瑠璃の代わりになる女なんていねぇし、いらねんだよ…仕方ねぇじゃん…』



俺はボソッと言葉を吐く。



いつもの優等生な俺とは全くの別人だ。



俺の弱い部分もこいつになら見せられる……なぜかそう思うようになったんだ。



『このチョコの山を見ろよ!!お前がその元カノを思うように、このチョコの分だけ、チョコそれぞれの女の子からの気持ちがこもってんだぜ??じっとしててもこのままじゃ、何も変わんねぇって。お前が変わらねぇとさ』



『んなこと分かってる…分かってっけど出来ねぇんだろうがっ』




『そんなんじゃ…そんな南の姿見たら、その元カノだって悲しむって』



普段のチャラチャラとしたイメージからは、



想像もつかない言葉を次々と俺のために言う篤司。



それでも俺はまだ足踏みしたまま。



瑠璃のいない現実の重みから抜け出せないんだ。