お前は俺の予約済み!!

最初は、え??とか思ったけどさ、



ありすちゃんの表情見たら安心したんだ。



だって、ありすちゃんがすげぇ穏やかな目で篤司を見ていたから。



恋愛は思い続けるより、思われるほうが、



時として、幸せだったりするのかもしれない…と思ったよ。



『南は本命の女いねぇのか?そろそろ作ってもいんじゃね??』



篤司が振り向き、突然俺に向かって思い出したように言う。



この頃よく言われるセリフだったりするけど。



『……ムリ…』



そんなの考えられるはずねぇから。



『いい加減忘れろよ…もう戻ってこない女なんだろ??最近の南…俺、見てらんねぇよ…』



真顔の篤司の前では、おどけて見せるわけにもいかず、



瑠璃への自分の気持ちに嘘の言葉を並べるのも嫌だ。