…………なぁ…瑠璃。



俺を好きだと言ってくれてたよな?



瑠璃が俺を信じてくれて俺を必要としてくれたから、



俺はここまでやってこれて、今の俺がいるんだ。



だから……だからさ…瑠璃………。



俺は……こんなの認めねぇよ。



俺達……これで終わりなんかじゃねぇだろ?



眠る時でさえ、心の中の俺はそんなことを考えていた。



こうして折れそう心をなんとか保っていられるのは、



俺と瑠璃に「終わり」なんかあるわけないって、



そう心から強く思っていられるからだ。