お前は俺の予約済み!!

『…はい?俺っすか??』



中学生にしては体育会系の体格のいい生徒が、



少し不思議そうに振り返り、俺を見た。



『ちょっと聞きたいことあるんだけど、いいかな??』



俺はなるべく平然を装い、笑顔を作った。



『…はい。なんすかっ?』



『仲河先生に用事があるんだけど、もう帰宅されたかな?』



『仲河先生っすか?確か…急に辞めることになって、もういないはずですよ…』



『…えっ……あ、そうなんだ??ありがとう…』



ここにいるはずの瑠璃がいない?



そんなの…すぐに信じらるかよ。



俺の不安や焦りは、ますます加速するようだった。