無口なdarling【Christmas night】


この時に猛がした悲しそうな顔をした理由はもうちょっと先の未来で分かることだったけど、


今の私にはそんな猛を抱きしめてあげることしか出来ない。


「・・・放さない。放したくない・・・」

そう言いながら深く、深く口づけを交わす。


猛の行為がだんだんとエスカレートしていく事に気づきストップをかける。


「ん、猛ダメっママとパパがいるでしょっ」

そう言うとニヤつきながら

「でかけた」

そう言って強く抱きしめられた。
「でもっ・・・」

それでも抵抗する私に、

「俺からのクリスマスプレゼント欲しいだろ?ヤリ終わったらやるよ?」

猛からのクリスマスプレゼント・・・欲しい。


でも・・・


「分かったらおとなしく抱かせろ」

「はい」

結局猛の言う事は絶対なんだ。

だけど私も・・・クリスマスの大切な夜に猛に触れていたいから。

「猛でいっぱいになりたい」