「はい、次は亜理紗の番だぞ?」 「うん、行ってきます!」 私は招集場所へと走った。 「今からやる競技は…借り物競争ですね!」 髪の毛がモッサリしててちび○こちゃんに出てくる○尾くんみたいな眼鏡をしている男の人が言った。 借り物競争ってことは足の速さが徒競走とかリレーよりは関係ないから… まぁいいかな? 私は2番に走る。 ふぅ…平常心平常心。 第一走目が始まった。