そう言うと祐司は私の手を取り歩き出した。 うん、Sっぷりを朝から発揮してますね! これは私の心の中の言葉。 だって言ったら夜、眠れなくなっちゃうもん! 適当にペアーごとに二列で座っていった。 「アー、アー。マイクテストー!」 体育祭担当の先生がマイクを持った。 「髪がチリチリだから、ムソルグスキー先生だね。」 「意味分かんねーよ。」 確かに…。