祐司は先生に頼まれごとをしたらしく、早くに出て行った。 「さて、お弁当も出来上がったしそろそろ出ようかな…。」 いつもは横に祐司がいるけど、今日は一人で向かった。 教室へ入ると祐司はすでに仕事が終わっていたらしく、座っていたのでお弁当を差し出した。 「はい。」 「ん、サンキュ。」 キュンッ 多分私の顔は今赤くなった。 と、思うので急いで自分の席に着いた。 私が席に着いたと同時にチャイムが鳴った。