「はい。」 美咲は温かいココアを私に差し出した。 「あり…がと。」 私はココアを半分くらい一気に飲んで、少し自分の心を落ち着かせた。 「で?何があったの?」 そう言う美咲に私は全部説明をした。 「そういう事ね〜。テレビ付けるか!」 やっぱり、祐司は浮気癖直らないんだね…。 すごく酷いって聞いたし。 どのチャンネルにしても話題は祐司の事ばかり。