「寧ちゃんを誘拐し理由は、
知りたいから‥」
「知りたい?」
頭を撫でる手が止まった。
「愛、を」
「愛‥?」
「何か樹里が言うたらうさん臭いなぁ(笑)」
「‥確かに」
「ちょっとー;」
「ごめんなさい。
話が全然、」
「とりあえず
お前は俺らに誘拐されて
この廃ビルに監禁されとるっちゅー事や」
「あ、なるほど。」
「樹里の説明回りくどいわ」
「じれったいよな」
「Σちょっとちょっとー;;」
「………あのぅ、」
「んー?」
「私、どうなるんですか?
も、もしかして殺されたり‥?
いやっ、犯される?!
そ、それとも海に沈められるとか‥?!
いややー(;□;)」
「「………」」
「‥え、ビンゴ?」
「「…ぷっ」」
「え、ええ?;」
「自分っ‥ドラマの見過ぎやわ‥(笑)」
「俺らどんだけ凶悪犯やねん(笑)」
「腹痛あー(笑)」
「え、ちゃうんですか?」
「そんなんせぇへんよ?^^
ただ、時期が来るまで俺らの目の届く所で大人しくしといてくれたらえぇねん。」
「………」
「めっちゃ疑っとるで(笑)」
「そら簡単に信じられ「良かったー♪」
「「えぇ?;」」
「え?;」
「信じて、くれんの?」

