Love you‥

「有名な音楽家の西音寺 海の娘やから」

「何なん‥?」

「ん?」

「アンタらの目的は」

「せやなー‥」

「それはー







寧やでv」


金髪の人が
いきなり私を押し倒した。


「いやあっ‥!」

「やめい!」

「Σたっ;

じょ、冗談やんかー」

「冗談ちゃうかったやろ。顔が」

「確かに(笑)」

「もっ!明君のアホ!


ごめんな?」

「…で、…なん」

「は?」

「何で私なん?!
私なんも悪い事してへんのにっ‥!
何で……っ」




あーもう‥格好悪っ


泣いてもうた‥


「明君が泣かしたーっ!」

「俺ぇ?!」

「当たり前じゃ!
反省せえっ」

「ひっく……」

「んー…



寧、ごめん」

「………」

「寧、」

「近寄らんどいて。」

「‥Σ(ガーン!)」

「嫌われよったわ(笑)」

「自業自得やろ」

「せやな」

「‥話戻すで?」

「悪いなぁ、樹里」


樹里と呼ばれた人が私の頭を優しく撫でながら
ゆっくりと宥めるように話始めた。