赤を繰り返している信号を幾つも抜け、コンビニの明かりも通り抜ける。 深夜に僕一人。 擦れ違う人すらいない。 たまにどこかの家の犬が咎めるように鳴いたりするけれど、僕の足は止まらない。 もっと。 もっと君が見える場所へ。