左手の指輪とあなたの隣


冬矢の言う通りだった。

『それに深春だって好都合だろ?悲しんでるところに入り込めば先生だって深春のものになりやすいだろ?』


『そんなことしてまで先生を自分のものにしたくない!』


『俺だって、こんな汚い手使いたくないよ。堂々としてたいよ。でも、できねーじゃん。相手、教師だぜ?汚い手使わないと幸せになれないんだよ』