「ごめんなぁ・・・ゴホゴホっ。治ったら持ってくからそれまで待っててなぁ」


「分かったで。無理すんなよ。また電話するな!」


今日は・・・バレンタインデーや。せやけどなぁ。麗奈が風邪引いて寝込んでんねん(汗)


文句言ってもしゃーないなぁ。


大人しくしてるしかないのぅ・・・。


夕方までオヤジの仕事手伝って家帰って、風呂入って、飯食って。リビングでテレビみてたんや。


「春~。何や?麗奈来んのか?」


「風邪で寝込んでるんや。今日は出かけんで」


「しけてんなぁ・・・。飲みに行こうや!俺が奢ったるわ」


サトシが奢ってくれる言うから飲みに出かけたんや。


駅前の居酒屋や。


「サトシが奢るなんて珍しいのぅ。裏があんのかぁ?」


「・・・。分かるかぁ?まぁ・・・今日は俺に付き合えや」


何を企んでるんやろ?


「折角のバレンタイン麗奈居なくて寂しいやろ?俺が慰めてやるからなぁ!」


「気持ち悪いわ」


俺等は居酒屋の奥の座敷で飲み始めたんや。


酒も程よく入ってほろ酔いやな(笑)


サトシと仕事や女の話しながら気持ちよく飲んでたんや。


「サトシ~。待ったかぁ?」


女が2人俺らのテーブルに来たんや。