「悪いけど。今日は家族でお祝いすんねん!溜まり場行けんけど堪忍なぁ。じゃ、またね夏ちゃん。RAURUの総長さんも」


そう言って麗奈は公園から消えよった・・・。


俺・・・麗奈に名前教えたよな?


『RAURUの総長さん』ってかなり他人やん(笑)


「どや?春磨。麗奈に惚れたんか?口数少なかったやんけ」


「あぁ。惚れたわ。俺・・・恋っちゅーもんしたみたいや」


俺の中の闇が光で埋まったんや。


絶対に抜け出せんと思ってた闇が光で溢れたんや。


これは恋やろ?


それしか無いわな(笑)


「夏海。俺の携帯のアドレスからチーム以外の女を消してくれや」


すべて切ろうと思った。


俺の青春はここからや。


俺は麗奈とこの先の青春を謳歌すんねん!!


まだ俺の片思いだけどな(笑)