【完】青春PLAYBALL!!

「だ・・・だって、ヒック・・・大沢先輩がいなくなるなんて、耐えられま・・・っせん」


「私もです・・・うう」


「お前達本当可愛すぎ・・・・・・」


大沢先輩の目に涙が光る。


「鬼の目にも涙っすか・・・・・・」


余計な一言の修平。

大沢先輩の隣にいたもんだから、速攻蹴られる。


「いった!・・・・・・だけど、この痛みもこれで最後なんっすね。やばい!俺も泣けてきた」


しんみりとした空気になる。


「・・・・・・とにかくあれだな!」


しんみりとした空気をオダジ先輩が明るく盛り上げた。


「次の夏こそはいいところまで行ってくれよ。俺たちも応援に行けたら駆けつけるし・・・な!」


隣にいた加藤先輩もオダジ先輩を見て頷いた。