【完】青春PLAYBALL!!

「だから、最後の夏、一緒にいよう?」


俺は柚の顔を見つめて、コクンと頷いた。

というか、頷くしかなかった。


好きな子にここまで言われたら頷くしかない・・・・・・。


「柚がいるって考えたら、いいプレー出来そう。土根・・・三先にも勝てる気がする」


「そ、そうかな?アハッ。なんか照れるな・・・てか、近い!」


柚は絡めた腕をはずすと、自分の手で自分の顔を覆った。


俺はその手を握り下にはずし、顔を近づけた。

唇が重なりそうになった瞬間に、柚が顔を下に背けた。


「え?ダメ?」


「え、いや・・・ダメ・・・じゃない、です、けど・・・・・・」


「プッ。敬語だし、どもってるし」


「だって恥ずかしいっ――――ンッ・・・・・・」


柚が顔をあげた瞬間、俺は柚の唇に軽く唇を合わせた。


目をくりんとさせた柚のビックリした表情に軽く微笑みを返し、柚をぎゅっと抱きしめた。