「うん。私もそう思ってたよ、ずっと。だけど違うの。高校に入ってからずっと試合に出られなくて・・・だけどそれって女子だからっていう理由でしょ?実力じゃない。だからメンバーに選ばれなくても仕方ないなって思ってた」
柚はフウと一息入れ、続けた。
「だけど、今回は女子だけのチームで・・・本当の実力で選ばれるところでしょ?だから不安なの。いっぱい練習したのにダメだったらって」
柚は首を埋め、ぎゅうっと縮こまった。
柚がとても小さく感じた。
「大丈夫だよ、汐崎なら」
そんな薄っぺらな言葉しか、柚にかけてあげることが出来なかった。
なんて励ましたらいいのか分からない。
柚は体を縮こめたまま、ブルブルと頭を左右にふっている。
柚はフウと一息入れ、続けた。
「だけど、今回は女子だけのチームで・・・本当の実力で選ばれるところでしょ?だから不安なの。いっぱい練習したのにダメだったらって」
柚は首を埋め、ぎゅうっと縮こまった。
柚がとても小さく感じた。
「大丈夫だよ、汐崎なら」
そんな薄っぺらな言葉しか、柚にかけてあげることが出来なかった。
なんて励ましたらいいのか分からない。
柚は体を縮こめたまま、ブルブルと頭を左右にふっている。

