「あー・・・・・・。なんかハルの相手してると口がつかれる。あいついっつも柚さん、柚さんってしつこいんだもん」
柚がバドミントンの支柱を重そうに降ろしながら言った。
「ふうん。そのわりには楽しそうに話ししてたと思うけど」
「まあね。ついハルのテンションに引っ張られちゃうんだよね。んで、気づいた時にはドッと疲れが・・・・・・」
「中学校の時からハルはあんな調子なの?」
俺はネットをピンっと引っ張りながら、ラケットの張りを確かめている柚に尋ねた。
「中学校の時はそうでもなかったかな。時々ひっついてくることはあったけど。高校入ってからは爆発的な感じ」
ああ。そうか。
中学校の時は三先に遠慮してたって言ってたっけ。
てことは、ハルは三先が柚のこと好きだったって知ってたのかな?
柚がバドミントンの支柱を重そうに降ろしながら言った。
「ふうん。そのわりには楽しそうに話ししてたと思うけど」
「まあね。ついハルのテンションに引っ張られちゃうんだよね。んで、気づいた時にはドッと疲れが・・・・・・」
「中学校の時からハルはあんな調子なの?」
俺はネットをピンっと引っ張りながら、ラケットの張りを確かめている柚に尋ねた。
「中学校の時はそうでもなかったかな。時々ひっついてくることはあったけど。高校入ってからは爆発的な感じ」
ああ。そうか。
中学校の時は三先に遠慮してたって言ってたっけ。
てことは、ハルは三先が柚のこと好きだったって知ってたのかな?