【完】青春PLAYBALL!!

「汐崎?こいつらお前の知り合いなのか?」


野田先輩が二人を、変わったものを見るような目で交互に見つめる。


「えー・・・っと。中学校の時一緒のチームだったんですよ。こっちの坊主の方が・・・・・・」


そこまで言うと、柚がちんちくりんに挨拶をしろと、視線を送る。

それを感じ取ったかのようにちんちくりんはコクンと頷いた。


「金本美晴(カネモトミハル)です。ハルって呼ばれてます!柚さんおっかけて、土根蹴ってきました」


「土根蹴ってきたって・・・・・・?え?」


七海がハルを指さし、驚いた表情で柚を見る。



「こいつ、すっごい守備が上手なの。サードなんだけど、反射神経、ものっすごいから。これで身長があればね」


柚は苦笑いをした。


「柚さん、それはいいっこなしっすよお」


ハルが落胆の表情で柚を見上げた。