【完】青春PLAYBALL!!

帰りのRHの時、携帯のバイブが震えた。

先生にばれないようにコッソリ携帯を開く。


綾からのメールだった。


『昨日はゆっくり休めた?朝、修平から部活休みだって聞いた。もし時間があったら今日会えないかな?』


会う?

綾に?


なんだか急に心臓がバクバクしてきた。

別に断る理由もないし・・・・・・。


『いいよ。』


俺は一言だけ、心とは裏腹にそっけなくメールを返信した。


『じゃあ、5時に駅前のブルーナインでいい?』

ブルーナインか・・・懐かしいな。


中学校の頃よく綾と二人でパフェ食べにいったな。

いつも綾が残して、俺が代わりに食べてたっけ。

甘いの苦手なのにカッコつけて食べてたんだよな。


『了解。』


送信。




―――キーンコーンカーン・・・


鐘が鳴ってクラスのみんなが教室を出て行く中、俺は机の上に置いた携帯を見つめながら動けないでいた。