・・・・・・波・・・木波!
誰かの声が聞こえる。
俺がゆっくり目をあけると、そこには柚の心配そうな顔があった。
「あれ・・・・・・?汐崎?」
「尚哉、大丈夫か!?」
その声の先を見ると隣には修平とまもりがいた。
俺が体をベッドから起こそうとすると修平が背中に手を置いて助けてくれた。
頭が重い。
俺は髪の毛をくしゃっと掴んで、ゆっくりとかきあげた。
窓の外を見ると日が随分沈んでいた。
その時、保健室の扉が勢いよく開いた。
「木波、すまなかった!!お前に無理させた・・・すまない!」
がたいの大きい大人が俺に向かって頭を下げている。
「そんな、別に先生が悪いわけじゃないですよ。俺こそ・・・すいません」
なんだか申し訳ない気分になって、俺は黒須先生に謝った。
「そんなことない。
私も側にいたのに気づいてあげられなかった・・・・・・」
まもりはポツンと呟いて、下を向いて俯いた。
「そんなこと言ったら俺だって!もっと声だせとか、無理させてたし・・・・・・」
修平もまもりと一緒になって俯いた。
誰かの声が聞こえる。
俺がゆっくり目をあけると、そこには柚の心配そうな顔があった。
「あれ・・・・・・?汐崎?」
「尚哉、大丈夫か!?」
その声の先を見ると隣には修平とまもりがいた。
俺が体をベッドから起こそうとすると修平が背中に手を置いて助けてくれた。
頭が重い。
俺は髪の毛をくしゃっと掴んで、ゆっくりとかきあげた。
窓の外を見ると日が随分沈んでいた。
その時、保健室の扉が勢いよく開いた。
「木波、すまなかった!!お前に無理させた・・・すまない!」
がたいの大きい大人が俺に向かって頭を下げている。
「そんな、別に先生が悪いわけじゃないですよ。俺こそ・・・すいません」
なんだか申し訳ない気分になって、俺は黒須先生に謝った。
「そんなことない。
私も側にいたのに気づいてあげられなかった・・・・・・」
まもりはポツンと呟いて、下を向いて俯いた。
「そんなこと言ったら俺だって!もっと声だせとか、無理させてたし・・・・・・」
修平もまもりと一緒になって俯いた。

