「有村くーん。有村遥稀くーん。織田頼朋(オダ ヨリトモ)君が呼んでますよー?」 俺がいろいろ考えていて話を聞いていなかった為に、少しいじけた様に頬を膨らませて、俺の机の上に指で円を書いている。 今度は名前まで呼んできた。 忘れてたけど、頼朋と言うのは、今いじけてるコイツの名前。 最初に聞いた時は思わず笑ってしまった。 『オダ ヨリトモ』 混ざってる! そう思ったのに、皆気付いて無かった。 ある意味凄いよな。 ……っと、それどころじゃなかった。