「今日はありがとうございました。また明日」 「帰るのか?」 「あ、はい。もう時間も遅いんで…」 「…そうか。」 一瞬見えた尋さんの表情。 何だか楽しそうな表情に見えた。 ……何でだろう。 まあ、それはいいとして私は家への道を歩いた。 流石にあれから二時間も経っては辺りは真っ暗。 (怖くはないんだけど) あんまり警戒心がないからか昔からよく不審な人に話しかけられる。 ほら、また前から黒い車。