いじめっこのいじめ方

なんて、言えるはずなくて。


「あっ、う゛ぁ…、す、すみません…気分が悪いのでちょっと保健室に…。」


『…いいわ、そんなに読みたくないなら早く行きなさい。』


違います…。


悔しい。


悔しい…っ。


『わたし、保健室まで連れて行きます。』


『どぉぞ…。』


あーチャン…?


「あーチャン具合悪いの?大丈夫?」


『…、気分が悪い。』


「え?!吐きそう?!」

わたしは慌てて近くにあったバケツをあーチャンの口元へ近づけた。


『違うってのっ!あんな事されてイヤじゃないの!?』


あーチャンがこんな風になるなんて…、初めてみた。


「いや…だよ?悔しいし…。」


『だったら、やり返すしかないよ。』


「やり返す…?」


『先生に、いじめの実態を話すしかない!』


先生に、いう…?


わたし、いじめられてますって…?


助けてって…?