理科室だよなあ…
ココ…



『ゆうと…。』


小さな声が静まりかえった理科室に響く

『どうかしたの?佑奈』

僕は心配そうにその女の子を見つめる

『あのね、ゆうと…。佑奈ね…ゆうとのことが好き。』

えっ!まぢですか!?

でも…
佑奈のコト好きにじゃないし…
でも、断ったら…
可哀想だよな…



―沈黙


『わかった…』