『…ン。スタメン!伊波ゆうと!』

部活の顧問の声が頭に響きわたる…

『あぁー…。はいはい。』
やる気のない俺に大翔が
いつものハニかんだ顔で話しかけてくる

『なぁ、試合の日、吹奏楽部応援くるらしいよ☆』

スタメンに選ばれことすら奇跡なのに…
ちょー嬉しい♪


俺は心を弾ませながらトレーニングを始めた